ある老人ホームでの出来事。
入院先からホームに戻られた女性がいました。入居時は蘇生もしない、延命もしないという希望がありましたが、入居して何年か経ち体調が悪くなり一時入院。
入院先で改めて今後どうしていくかACPの確認をとった時、「延命措置をお願いしたい、できる限りのことをしていただきたい」という希望を入院先で確認が取れました。
時間が経てばご本人の様子も変わるし、ご家族の希望も変わるのは致し方ないことだし変わって当たり前だと思います。私もそれでいいと思いますし、また実際に延命措置をとると決まった時でも変わってくるでしょう。その場、その瞬間でないと考えられないこともいっぱいあると思います。
変わることを恐れなくてもいいんです。気持ちが変わったらその都度みんなで話し合いをしていきましょう。また、迷っているときには迷っていることを伝えましょう。
一人で悩まずに誰かに相談してみましょう。