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人生会議 医療と介護の架け橋

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朝のサラダ作りやめませんか

お知らせ

先日オレンジカフェでお会いした女性。長年後両親の介護を終えやっと解放されると思いきや今度はご主人が認知症になりずっと介護が続いているそうです。毎月1回開かれるカフェに毎回後主人を連れて参加してくださっていました。

いつも眉間にしわを寄せてご主人がすることを気にされていました。ご主人は認知症の他に糖尿病も患っていました。お酒もタバコもやめて今はとにかく甘いものが好きでいつもお菓子ばかり食べているそうです。夜中にトイレに起きた時にも一人で何かを食べてしまい目が話せないとのこと。

スタッフみんなで相談してご主人と席を離してみようということになり、別々の席にご案内しました。

ご主人にはお茶菓子をお渡しして「2時間かけてゆっくり食べてくださいね」とお話ししてスタッフが1人ついてお話し相手をさせていただきました。

奥様は最初は気になるのかご主人の方をチラチラ見ながらも隣の女性を楽しそうにお話しを始めました。

 

最後にお話しをされた時に「いつも先生からは検査データーを見せられるが本人が甘いものが好きで夜中でも食べてしまうのにこれ以上どうしようもない。自分は毎朝後主人のために何種類もの野菜を使ってサラダを作り洗濯や掃除などもして疲れ果てているのよ。夕飯も作りたくないので外食ばかりしている、疲れているのでバスで帰りたいけど主人のために運動を兼ねて歩いて帰るようにしている、もう何年も1人の時間を過ごしたことがないので疲れ果てている、本当はこのカフェにも一人で来たかった。」とおっしゃっていました。

 

「朝のサラダ作りやめてみませんか」と提案。「朝はパンとコンソメスープやトマトジュースでいいですよ。ゆで卵をつければ最高」とお話ししたら「え!それでいいの?血糖値が高くなってしまうんじゃない」と言いながらもどこか明るい笑顔。「だって奥さんが疲れてしまうし、倒れてしまったら元も子もないのでやめましょうよ」とお話ししたら本当に明るい笑顔をされていました。

 

先の見えない介護だからこそスタートダッシュは厳禁

ゆっくりゆっくりできること、続けられることを探していきましょう。

 

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